2012年4月9日月曜日

中也もここまで来てたんだ・・・

意外に初めての場所訪ねて・・・第○弾!
そんなシリーズあったっけ?無かったら新設?しよう・・・あったなら継続しよう。

ということで、今回陽気に誘われて訪れた場所は山口市内にある「鳴滝」って処。
滝への入り口に建つ看板にはあの詩人・中原中也の一句が・・・この詩が鳴滝を差すのかは疑問もあるが、そう解説してあるんだからきっとそうなんだろう。
失恋の心情も入ったオイラも知ってる詩だった。失恋という悲哀に満ちた詩=人里離れた場所&豪音の滝&静寂も極みの蒼い空・・・そして麓の満開の桜・・・春の陽光・・・
そうだよね、一句なぞ詠まずしても心の中のつぶやきも浮かんでこよう・・・
嗚呼~僕は一体何をして来て何処へ行こうとしてるんだろう・・・?

いっそこの滝へ身を委ねようか・・・
それとも・・・この場所の、この滝の荘厳のうねりの力を借りようか・・・?
・・・背景に存在する哀しいほどの蒼い空のように、下界の摂理なる滝の激しさを・・・そっと見守ろうか・・・?

上から下へのこの流れは永遠に続いて来たし・・・これからも続く・・・
そしていずれは・・・滝壺の如く優しく柔らかく包み込むように抱かれ、大海へと注ぎ込むのであるから・・・

お粗末・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿