2011年9月18日日曜日

福島県の少女の話…

昨晩、営業中に感動と驚きの話を聞かされた・・・
久し振りに来店してくれたのは、県内の某TV局ほ映像カメラマン。
彼と、彼と一緒に来店してくれた部下のカメラマンは福島の出身だ。
みんなももう報道で知ってるように今回の震災で故郷の地元はひどい状態だと嘆いていた。

その彼が福島在住のある少女の話を切り出したのだった。
彼女はサックスを習っていて、ケニー・Gに憧れていた。
ケニー・Gとはアメリカのソプラノサックス・ミュージシャントしてスムーズジャズ&フュージョンの世界的プレーヤーだ。

そんな彼女も被災して、過去の写真やビデオなどは手元にはもう無い。
彼は彼女の捜索を地元警察に調べて貰って消息を知った。
東京駅で彼女と待ち合わせた。以前彼女を取材した時の映像を渡してあげるためだ。
映像は現存する映像を編集したものだった。
その判断でした編集の中に、以前取材した当店やオイラの演奏時の映像も盛り込んだらしい。

その彼女が高校生の時、ある夢が実現した。尊敬するケニー・Gとのコラボレーションが現実のものとなった。ケニー・Gは経費のかからないようプライベートでの来日をしてくれたのだ。
一緒に演奏した曲。それが「モーメント」だった。

ケニー・Gはオイラの大好きなミュージシャンで、昔アイルランドを訪れた時に偶然車中のBGMで流れて来たことで知った。
勿論オイラは店のBGMでモーメントを流し始めた。
熱いものが込みあげて来た。彼女の話、オイラの映像、ケニー・Gとの縁みたいなものに運命を感じて・・・

チョイト長くなったが昨晩の感動四方山話でした。

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